教育

子どもが勉強好きになる方法

子どもが勉強好きになるには、
「親であるあなた自身が勉強好きになる」ことが大切です。

昔に、
「子どもが全然勉強をしなくて。どうしたらいいですか?」
と相談を受けました。

「親自身が勉強する姿を見せれば、子どもは親の真似をして自然と勉強するんですけどね。
やっぱり仕事や家事、育児が大変で、ご自身が勉強する時間って取れない状況でしょうか?」
とお聞きすると、

「えっ、親が勉強すると子どもも勉強するんですか!?
初めて聞きました!試してみます!」
と大変驚かれていました。

そして、後日、
「資格の本を買ってきて、
“お母さんも今からお勉強するから、一緒にお勉強しようよ”と子どもに伝えたら、
あんなに嫌がっていた勉強をするようになりました!ありがとうございます!」
とお礼の報告をいただきました。

この時、
「喜んでもらった良かった」という思いと同時に、
「でもなんで、”親が勉強すると子どもも勉強する”ことが初耳だったんだろう」
と思いました。

最初は、

「”親が勉強すると子どもも勉強する”ことはもちろん知っている。
でも、仕事で忙しくて勉強できない。
仕事で疲れていて勉強する気がとてもじゃないけど起きない。
家事や育児で忙しい。
もっと小さい子(赤ちゃん)もいて夜中に急に泣いたりして、
24時間の中で自分の時間なんて1秒もない。
自分が勉強する時間なんて1秒も作れない。
そんな状況でも、子どもが勉強する方法はないでしょうか。」

という相談だと思っていました。

しかし、そうではなかったことに不思議に思い、
そのお母さんや、他のご家庭のお父さんやお母さんなど、色々な方にお話を伺うと、
「全く知らなかった」と答えた方に共通していたのは、
勉強は苦しくて辛い、つまらないもの」という価値観です。

「勉強は苦しくて辛い、つまらないもの。罰のようのもの。
大人になって、やっと罰(勉強)を受けなくて済むようになった。」
という認識を持っているからこそ、
「”子どものために、親である大人の自分が勉強をする“という選択肢を無意識のうちに消している。」

というものです。

「自分が勉強する」という行動がないと、

「罰である勉強を子どもにさせるには、
より罰を与える(勉強しないなら漫画やTVゲームを取り上げる)のがいいですか?
それとも、ご褒美を与えるのがいいですか?」

というように、強制的にやらせることになってしまいます。
そうすると、子どもはどんどん勉強が嫌いになります。

そして、将来その子どもが親になった時に、
「大人になったから、罰である勉強をしなくて済む」
と考えます。

これでは、ずっと負のループが続いていくことになります。

紅緒がブログやTwitterで勉強方法を発信しているのは、
この負のループを食い止めるためです。

子どもは親を映す鏡
子どもは親が言ったことをするんじゃなくて、親がやったことをする。
親が勉強をしないなら、子どももしない。」

のように発信したものを、

「あっ、確かにその通りだ。」
と1人でも多くの方に気付いて欲しくて発信しています。

子どもの意識を変えたいのなら、親である自分が変わるしかない。

紅緒は、
「世の中を良くしたい。社会を変えたい。」と思い、
福祉の仕事もしています。

だからこそ、まず最初に自分が変わらなくてはいけない、と思い、行動しています。

「子どもだけではなく、親御さんにも勉強してほしい」と思っているから、
紅緒自身も勉強をしています。

目標を立て、毎日コツコツと努力することで、目標を達成する。
自分が見本となることで「努力は必ず報われる」ことを発信しています。

また、
学ぶことは楽しい」ことを伝えています。

しかし、勉強方法を間違えてしまうと勘違いをし、
「つまらない、辛くて苦しい」と認識してしまいます。

理解して覚えるとは?理解して覚えることの大切さを、 野球のルールを用いて解説します。 「野球のルール検定」みたいな試験が仮にあって、 紅緒が受験す...

こちらの記事に書いたように、

間違った方法だと、
「覚えることが多すぎる。試験の時に思い出せない。点が取れない。辛い。」
となってしまいますが、

正しい方法だと、
「覚えることが全然ない。身についているから、試験でも点が取れる。楽しい。」

と全く逆の結果になります。

そして、
この野球のルールの例(インフィールドフライ)のように、

理解していないと、
「このルールって攻撃側に厳しくない?
相手がエラーする可能性もあるのに、フライを打ち上げた瞬間にアウトだなんて。」
と思ってしまいますが、

きちんと理解すると、
「いや、これは攻撃側に優しいルールなんだ!」
と、印象が180°変わります

もやもやしていたものがすっきりとなり、
つまらないものが楽しいと思える瞬間です。

紅緒は、漫画やアニメ、ゲームが大好きで、
特に最後にどんでん返しが起こる作品が好きです。

「えええっ、ずっと敵だと思ってたのに、味方だったの!?
すべては主人公を助けるためだったの!?」

のような作品です。

この感覚を勉強している時にも持っていて、
先ほどの野球のルールでも、

「えええっ、厳しいと思ってたのに、優しいの!?
すべては攻撃側を助けるためだったの!?」

と楽しさを感じます。

「勉強はつまらないから、漫画やアニメを見て楽しみたい」ではなく、
漫画やアニメと同じくらいの楽しみや感動を勉強から味わっています。

勉強は楽しい
正しい努力をすれば、その努力は必ず報われる
何かを変えたいのなら、まず自分が変わる

世の中を良くするため、1人でも多くの方を笑顔にするため、
これからもメッセージを発信し、行動し続けます!