試験

毎日勉強するほうがラク

「勉強を毎日続けられるなんて大変なのに凄い!」ってよく言われるのですが、
実は心の中では、
「えっ、それって逆じゃない?毎日続けるほうが簡単だし、ラクじゃない?」って思ってます。

今回はラクだと思う理由を解説します。

前の勉強を忘れなくて済む

「スポーツの練習で1日サボると、取り戻すのに3日かかる」と聞きますが、
勉強も同じだと思います。

毎日続けていれば、昨日の続きから始めればよいですが、
休んでしまうと「あれ?前はどんな内容をしたんだっけ?」と振り返ることになります。
前の内容の確認に時間を取られることになります。

毎日勉強をしてれば、その確認が必要ないので非常にラクです。

今日勉強するかどうかを悩まなくてよい

毎日勉強をしていないと、今日勉強をするかどうかの選択を毎回することになります。

「今日は勉強しようかな。でもやっぱりするのやめようかな。いや、昨日しなかったから今日は勉強したほうが。でも、モチベーションが上がらないし。よし、まずはモチベを上げる良い方法があるかを調べよう。」

みたいになってしまいます。
正直、こんな風に考えてる時間があれば、英単語1個覚えるほうがよっぽど速いしラクです。

サンドウィッチマンさんのピザ屋の有名なコントで、

伊達さん「なんでこんなに配達遅いんだよ。1時間待ってんだぞ。」
富澤さん「すみません、迷っちゃいました。」
伊達さん「迷うって道一本じゃねえか。」
富澤さん「いや、行くかどうかで迷いまして。」
伊達さん「そこ迷うなよ!」

ってやり取りがありますが、
これと同じで、勉強するかどうかを迷う時間は何のプラスにもなっていません。

毎日勉強することは、悩むという無駄な時間を一切使ってないため、めちゃくちゃラクです。

試験後に、自分が合格してるかどうかを悩まなくてよい

宅建を例として話しますが、試験後に自分が合格してるかどうかを合格発表の日までの1ヶ月半、ずっと合格ラインを調べる方がいます。

もうマークシートは提出しているのですから、いくら調べたところで自分の合格する可能性が上がるわけではありません。
つまり、この悩んでる時間も全くの無駄ということになります。

では、悩まないようにするにはどうしたらよいか。
それはギリギリで合格しないことです。

では、ギリギリで合格しないためにはどうしたらよいか。
それは、勉強時間を増やすことです。

つまり、毎日勉強することが勉強時間を増やすことになり、結果として余裕を持って合格できるので、試験後に悩むという無駄な時間を省くことになります。

悩む時間がなくなるので精神的にもとてもラクになります。

ここで、もう少し踏み込んで話しますが、

宅建は法律試験の登竜門といわれている資格ですから、宅建合格後に次の資格を受ける方が多くいます。

紅緒の考える、あまりよくないケースが、

宅建の合格を目指して、ときどき勉強する。
→試験直前になり慌てて勉強する。
1日に何時間も勉強して詰め込むことになる。
→本番の試験を受けたが、合格してるのか分からないので不安を抱える。
→直前に勉強を詰め込んでした影響で、勉強をする気にならない。
→合格発表の日まで特に勉強はせず、合格ラインだけを調べ続ける。
→発表の日にやっと合格していたことが分かる。
→次の資格へと取り掛かる。
→しかし、勉強はしていなかったので、力(点数)は落ちている。

のようなケースです。
試験前も試験後も、勉強したりしなかったりを繰り返すことになります。

そこで、紅緒が考えたのが「精神と時の部屋」作戦です。

漫画ドラゴンボールには、部屋の中で1年過ごしても現実世界では1日しか時間が経過しない部屋、精神と時の部屋が出てきます。

もし、明日が試験本番の状態で、他の人はあと1日しか勉強できないけど、
自分だけあと1ヶ月勉強できるとしたらどうですか?
「それだったら余裕で合格できるよ」って思いませんか?

実は紅緒はその「精神と時の部屋」で勉強をしています。

「いやいや、漫画の中の話なんだから、そんな部屋があるわけないじゃん」と思われそうですが、それと同じ状態を作り出したのです。

それが「毎日勉強を続ける」です。

毎日勉強をしているから、今日勉強するかどうかで悩まなくてラク。
→勉強時間が増えているから試験も余裕を持って合格できてラク。
→合格ラインを調べたりする必要がないからラク。
→直前期に詰め込んだわけじゃないから、反動で「次の試験に向けて勉強したくない」とはならないのでラク。
→他の人が合格発表を待ってから次へと動き出している中、紅緒はすでに1ヶ月半勉強しているのでラク。

そうすると、試験本番(宅建の次の試験)1ヶ月半前の時点で、その試験にギリギリ合格できる状態に達します。
そして他の人とは別に、紅緒だけ1ヶ月半プラスして勉強できることになります。
そのおかげで、ギリギリ合格が余裕を持っての合格に変わります。

これが「精神と時の部屋」作戦です。

以上より、
「どうしたら無駄をなくして効率的にラクして合格できるのか」
を追及して導き出した答えが「毎日勉強する」で、それを実践してるだけなので、

今度からは紅緒のことは、
「毎日勉強して凄い!」じゃなくて、
「毎日勉強するなんて、どれだけ紅緒さんはラクしたがりなんだ」って目で見てください()