宅建

過去問を解く際に一番大事な視点

紅緒が、
「宅建で高得点を取れました!不動産鑑定士の短答式試験でも上位合格でした!」
と言ってるのを聞いて、

「ギリギリ合格しました、とかじゃなくて上位合格ってどうやって勉強したの!?」
と疑問に持たれた方もいるかと思います。

その答えは、
TOEIC講師のヒロ前田先生と濵崎潤之輔先生から言われた通りの勉強をしたからです。
(直接言われたわけではないです。)

ここから濵崎先生のエピソードになります。

その昔、濵崎先生がTOEIC満点を目指して勉強していた時、
売上ランキングの1位から順に模試をどんどん買って、どんどん解いていても、
点数が頭打ちになってそれ以上点数が上がらなくなったことがあります。

その解決策として、
前田先生が濵崎先生に
「大量の模試を次から次へと解くのではなく、1つの模試を何回も解きましょう」
とアドバイスをしました。

そのアドバイス通りに勉強したところ、
濵崎先生は見事に満点を取れた。

というエピソードがあります。

この前田先生のアドバイス通りを、
紅緒も宅建の勉強を取り入れることにしました。

大量に予想問題集を買い込んで、どんどん問題を解いていくのではなく、
まず過去問集を一通り解いて、問題の傾向を掴んだ後は、
1つの年度の過去問を人に説明出来るレベルまで完璧に理解してから、他の年度の過去問を解きました。

そうしないと、
間違えた問題は、別の年度の問題を解いてもまた間違うし、本番でも間違う。
しかし、
完璧に理解した問題は、別の年度の問題でも正解できるし、本番でも正解できる。

「このテーマの問題なら、どんな問題が出ても正解できる。必ず1点取れる。」
を繰り返して、本番までにどれだけ1点ずつ積み上げていけるかが重要です。

さらに勉強のヒントになったのが、

前田先生の
「納得の英文法」です。
https://share-wis.com/courses/toeic-grammar

この講座は、
「選択肢の中からなんとなく選ぶ」のをやめる講座です。

なんとなく選んで、仮に正解したとしても、
「なぜその選択肢を選んだのか」を言えず、
「なぜ他の選択肢を選ばなかったのか」も言えないのでは、
この問題がたまたま正解できただけで、別の問題や本番で同様の間違いをしています。

選択肢に頼るのではなく、
「自分が何を理解していないか」を理解する、
「自分が何を知らないのか」を知る、
そんな講座になっています。

ここから宅建の話になります。

紅緒が考えるに、
正解を出せる知識には4つのレベルがあると思います。

①なんとなく選ぶ
②消去法で解ける
③個数問題でも解ける(全ての選択肢の正誤を言える)
④選択肢が存在しない記述問題でも解ける

の4つです。

①なんとなく選ぶ
「2択までは絞れたんだけど、選択肢の3と4どっちが正解だろう…。
うーん、たぶん3…。なんか他の過去問でこんな問題があった気がする。」

解答・解説を見る

「よしっ、やっぱり3で合ってた。解説見ても自分が思ってた通り。この調子で次の問題解こう。」

こんな感じで問題を解いている場合がとても危険で、
これを繰り返して過去問10年分を全て50点満点取れるようになっても、
本番では良くて合格点マイナス2点くらいしか取れないです。

②消去法で解ける
この場合も、正確な知識はないが4つのうち3つの選択肢が違うことが分かるため、
なんとか正解が出せている状態です。
合格点プラスマイナス2点くらいになるので、
合格出来てもギリギリ、落ちてもギリギリになります。

③個数問題でも解ける(全ての選択肢の正誤を言える)
目指すは、このレベルです。
消去法に頼らないので正確に答えを出せます。
合格点プラス5点は取れるので、ケアレスミスを2~3個したとしても合格出来ます。

落ちた人の中で、
「最近の宅建は難しくなったから、過去問だけでは対応できなくなった。」
と言う人もいますが、その人は③の状態ではなくおそらく①の状態だと思います。

④選択肢が存在しない記述問題でも解ける
実際に本番で記述で問われるわけではないですが、
トレーニングの段階では取り入れたほうが良いです。
何も見なくても人にスラスラと説明が出来る状態です。
この状態でしたら、合格点プラス10点くらいは取れます。

紅緒も④の状態を目指して勉強していたので、
宅建はもちろんのこと、
鑑定士の短答式試験では5択になって難しさが増しても、正確に答えを出せました。

過去問を解く過程で一番大事なことは、
「今解いてる問題の答えを出せる」ことではなく、
今解いてる問題を通して、本番の試験で答えを出せる」ことです。

この視点が抜けていると、
「過去問は全部満点取れるレベルなのに、本番では落ちてしまった」
ということが起きてしまいます。

このことをあらためて強く思ったのは、
濵崎先生のTOEICセミナーを受けたときです。

濵崎先生が問題の解説されてる中で、
「この部分は今回は設問に絡んでないのですが、毎回必ずチェックして下さい」
と説明されていました。

これは、
「この問題の正解を出すことが目的ではなく、この問題を通して本番で正解を出すこと」
が重要であるため、そのように説明されていたのだと思います。

ここまでの話を全部まとめると、
「なんで宅建で高得点を取れたのですか?」
の答えは、
「自分で試行錯誤しながら勉強したわけではなく、
前田先生と濵崎先生の教えを守ることで”最短距離で効率の良い勉強“ができたから」
となります。

そのような、
指導のプロフェッショナルな前田先生と濵崎先生の
TOEICセミナー
「TOEIC L&Rテスト 長文パート対策セミナー」
http://tz-eigolounge.jp/news/2021cho/
が現在受講できます。

自分で試行錯誤しながら勉強するよりも、
日本一TOEICを研究されている専門家のお二人の講義を受けたほうが
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